地域限定通訳案内士

通訳ガイド(通訳案内士)と基本的に同じですが、より地域に関する詳細の知識をもったガイドに関する資格となります。

都道府県知事が、外客来訪促進計画に基づいて地域限定通訳案内士試験の実施を行うことを国土交通大臣が認めた場合におこなわれます。

これに合格すると、合格した地域で、外国人を通訳案内して報酬を得ることを認められます。
注意点としては、合格した地域のみしか活動できないということです。
これを破ると50万円以下の罰金が科されることになります。

試験科目に関しては筆記と口述試験があります。
試験内容は
<筆記試験>
・外国語:英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、タイ語のうち外客来訪促進計画に定められた言語
・当該都道府県の区域に関する地理
・当該都道府県の区域に関する歴史
・当該都道府県の区域に関する産業、経済、政治および文化

<口述試験>
筆記試験に合格した者につき、当該都道府県の区域における通訳案内の実務について行う。

2007年から実施されており、岩手県、静岡県、長崎県、沖縄県の4県が初めに実施しています。
そこから北海道や栃木など他の都道府県へも地域限定通訳案内士の資格が広がり始めています。

通訳ガイド(通訳案内士)と比べると活動範囲が限られますので、ご自分が通訳ガイドをする目的に地域貢献などがある場合は検討してもいいですが、全国幅広く通訳ガイドをしたいのであれば、従来の通訳ガイド(通訳案内士)の資格を取得することをお勧めします。

通訳ガイド(通訳案内士)

トラックバック

トラックバックURL:
http://tuitemasu.s292.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/11

コメントをどうぞ!




ログイン情報を記憶しますか?

(スタイル用のHTMLタグが使えます)